2025-04-21
大森健司「 佇まい 」 2025.5.3 sat.ー2025.6.15 sun.


かたちは、手で作られるだけでなく、手を加える事の出来ない「間」によって形作られる。かたちがそっと余白に佇み、静けさを讃えている。土を手にし、そんな景色を思い浮かべながら、終始作品と向き合っている。
陶芸作家 大森健司
当に、作り手の人柄が滲み出る作品が常にここにある。大森健司さんの手を通して形になり色となる陶芸作品は、暮らしの中に存在し、生活空間に違和感なく溶け込む感覚を覚える。それは、「間」を制作の一部として大切にされているからこそ私たちに届く。作陶に向き合う意識が、自身の手では貌に出来ないその「あわい」が、作品全体の色と形をも引き立てる。そんな時間との駆け引きが、独自の作風を作り上げているのではないか。完成したその佇まいを、日々の空間と重ね合わせてご高覧頂ければ幸いです。是非、お立ち寄り下さい。
-大森健司 profile-
1982 埼玉県生まれ
2005 東京造形大学環境デザイン専攻卒業
2007 多治見市陶磁器意匠研究所修了
現在、岡山県にて作陶を続ける
会期・2025年5月3日(土) – 2025年6月15日(日)
作家在廊日・5月10日(土)・6月15日(日)
open・10:00〜18:00
close・水曜日、木曜日
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