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2021-08-27

加藤尚子 「海の記憶」2021.9.4 sat .- 2021.10.19 tue.

加藤尚子さんの展覧会は、オープニングの際を入れ2度目となります。常に自分の置かれている現状と向き合い、その情景を心の内に潜む思いと重ね合わせ形ある作品に落とし込む。それを目にする私たちは、また自分の内と照らし合わせ噛み砕いていく。その連携作業は、自分自身と向き合う一つのヒントにもなりうる。今だからこそ、感じて欲しい作品展となっています。是非、ご覧下さい。

加藤尚子さんのコメント

私は心的情景を表す形を粘土で探し、ガラスに置き換えることを行っている。ガラスの内部に光が差込み透過することで、その輪郭も存在も危ういものとなっていく。記憶や物質は時間と共に変化をしているが、私が感じたことは揺るぎ無いものとなってガラスの中に存在し続けていく。昨年からの事態に、記憶の一部が切り取られているような感覚を憶え、行動の制限は明日行うはずだった何かを切り取り、私の一部から何かが切り取られていく様でならない。そして、まだ私の中に存在している記憶の断片を探しながら形態化する事を繰り返し、行為の先に見えてくるものを探り続ける。その形は柔らかく、境目もなく、何処かへと続いていく波のようで、今まで当たり前であったものを失った私は、その存在を受け止め違う形で捉え直す準備をしていく。
2021.7 加藤尚子

profile

神奈川県横浜生まれ。
鋳造ガラス造形作家。
1996年、女子美術大学芸術学部工芸学科ガラスコース卒業。芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻、特任准教授。豊かなイマジネーションから生まれる独自の造形作品は、幅広い支持を得る。関東を中心に個展を開催。

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会期・9月4日(土) – 10月19日(火)

会期中無休(水曜、木曜のみ事前予約制)

作家在廊日・10月16日(土) – 10月17日(日) ※DM掲載日から変更になりました

◉作品についてのお問合せ、はインスタグラムのDM又はお電話にてお伺い致します。

◉ご来廊が重なった場合はお待ち頂く場合がございます。

◉お客様のご来廊の際には、マスク着用、手指消毒のご協力をお願いしております。

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